「今日は、早く帰れそうな」と、私の言葉に、家内はその日の夕餉のメニューを決めたようだ。
育ち盛りの、食欲旺盛な三人の子供達の胃袋をいやすには、相当な数が必要な為、私の<手>さえ必要となるのは、手造りの「焼餃子」である。
合びきのミンチ肉に、白菜は下茹でをし、水切りしたものをみじんに切る。ニラはこれもこまかく切ったものを、よくもんで合せる。味つけは <にんにく醤油>だけで、風味づけに少量の胡麻油を加えさらにもみ合わせてゆくシンプルな中身だ。食卓を5人でかこみ、一つずつ丁寧に中身(アン)を包みこんでいく。一人前20個の計算で、合計100個・・・。こんなに食べきれるの・・・と思う程の餃子が30分程でできあがる。
焼き上げは、ホットプレートを使い、のどを鳴らす子供達の目の前で、ゆげがたちのぼり、食欲をかきたてる。「さわると熱いぞ!」私の声とともにふたが開き、「わあ!」と声が毎回あがる。
焼きたてを <にんにくドレッシング>にひたひたとつけていただく。
気持ちも躰もあたたまるこの料理は、よくよく冷えたビールで・・・。








