社長のまかない

2017.05.01
毎度、格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。
さて、司馬遼太郎先生は、この男を維新前に暗殺されかけたその時にそのまま死ぬべきであったと書いている。明治政権下、彼ほど顕職を歴任し、貪官汚吏の巨魁として悪名をのこした者はいない。井上馨である。幼名を聞多。この名は、人の言う事を素直に多く聞くよう主の毛利敬親よりもらったものだ。幕末、長州の武士の中では家も良い。
若き日の井上は、吉田松陰の門下として桂小五郎、高杉晋作、伊藤博文らと学んだ。ただ学問はできなかった。が、ひどく好奇心が強くまたけだもののような図太さがあった。彼の好奇心は、「外国へ行きたい」という途方もないもので、当時の長州は攘夷の先鋒で幕法も密出国を禁じている。彼は、主の敬親に頼みこみ、伊藤博文を共にし、まんまと英国に行ってしまう。そこで、この国の強大さをまざまざと見せつけられるのである。「攘夷どころではない。この文明に、この列強には到底歯がたたない。」そう悟った彼らは早々に帰国する。
折りしも攘夷を捨てない長州は、英国との一戦を目の前にしていた。彼を知る英国公使パークスは、「英国への亡命」を推める。彼は、色をなした。「われわれは長州武士ですぞ。もし帰藩してわれわれの言が聴き入れられなければ、長州軍の先頭に立ち、貴国の砲弾に斃れんのみ」と、パークスは手を拍って讃嘆した。
私、四代目伏見屋市平を初め鷹取醤油社員一同は、「至誠一貫」を旨とし社業に専念してまいります。どうか、相変わりませずごひいきのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

平成二十九年 五月 牡丹の花香る頃

2020.02.27

社長のまかない∼2月20日!

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2月20日の社長のまかないは豊醸祭の抽選でご当選されたお客様を招待して行われました!
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2019.03.26

3月のまかない~ビビンバ丼 



皆様、こんにちは!山中です。
3月の社長のまかないは2月に引き続き、・・・

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2019.02.25

2019年2月のまかない~唐揚げ定食


皆様こんにちは! 久々の投稿、2019年初めての登場となります山中です。
  2月の後半になり、少しだけ・・・

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