新年あけましておめでとうございます。毎度、格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。
さて、「皇国の興廃この一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」。明治38年、日露戦争日本海海戦において、当時世界屈指の戦力を誇ったロシア帝国海軍バルチック艦隊を迎撃する際、我国連合艦隊司令長官、東郷平八郎元帥の発した訓示でございます。圧倒的不利な状況の中、まさに各員一人一人が持ち場を守り、一人一人が120％の仕事を成した結果が、我日本軍の一方的な勝利へと導いたのでございます。また元帥は、戦勝後連合艦隊の解散にあたり、「神明は、ただ平素の鍛錬につとめ、戦わずして既に勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安ずる者より直ぐに之を奪う。古人曰く、『勝って兜の緒を締めよ。』」と申されました。
私、四代目伏見屋市平を初め鷹取醤油社員一同は、「立志照隅」を貫き社業に専念してまいります。
どうか、相変わりませずごひいきのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

平成二十五年　正月　早梅のつぼみ見つけし頃