2017.01.01
毎度、格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。
さて、百田直樹先生原作の「海賊と呼ばれた男」が映画化され公開されています。主人公のモデルは、出光興産創業者 出光佐三翁。終戦の二日後、築きあげてきた社業のすべてを失い途方にくれる社員全員に向け、彼は三つの事を伝えます。「一、愚痴を止めよ。二、世界無比の三千年の歴史を見直せ。三、そして今から建設にかかれ。」焦土と化した日本をこの言葉が復興へと導いた。千人を越える社員の一人のクビを切る事なく「精一杯やってそれでも食っていけなくなったらみんなで乞食になろう。」と。その後も多くの困難に耐えぬき立ち向かう。
日章丸事件時に「出光の利益の為にイラン石油の輸入を決行したのではない。そのようなちっぽけな目的の為に50余命の乗組員の命と日章丸を危険にさらしたのでない。日本国の国益と国民の為である。」と。出光佐三翁死去の知らせをうけた昭和天皇は、「国のため ひとよつらぬき尽したる きみまた去りぬ さびしいと思ふ」と詠まれその死を悼みました。
私、四代目伏見屋市平を初め鷹取醤油社員一同は、「互護互助」の思想に徹し社業に専念してまいります。どうか、相変わりませずごひいきのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
平成二十九年 正月 早梅の知らせ聞く頃
さて、百田直樹先生原作の「海賊と呼ばれた男」が映画化され公開されています。主人公のモデルは、出光興産創業者 出光佐三翁。終戦の二日後、築きあげてきた社業のすべてを失い途方にくれる社員全員に向け、彼は三つの事を伝えます。「一、愚痴を止めよ。二、世界無比の三千年の歴史を見直せ。三、そして今から建設にかかれ。」焦土と化した日本をこの言葉が復興へと導いた。千人を越える社員の一人のクビを切る事なく「精一杯やってそれでも食っていけなくなったらみんなで乞食になろう。」と。その後も多くの困難に耐えぬき立ち向かう。
日章丸事件時に「出光の利益の為にイラン石油の輸入を決行したのではない。そのようなちっぽけな目的の為に50余命の乗組員の命と日章丸を危険にさらしたのでない。日本国の国益と国民の為である。」と。出光佐三翁死去の知らせをうけた昭和天皇は、「国のため ひとよつらぬき尽したる きみまた去りぬ さびしいと思ふ」と詠まれその死を悼みました。
私、四代目伏見屋市平を初め鷹取醤油社員一同は、「互護互助」の思想に徹し社業に専念してまいります。どうか、相変わりませずごひいきのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
平成二十九年 正月 早梅の知らせ聞く頃