2013.07.01
毎度、格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。
さて、司馬遼太郎先生の「世に棲む日日」は、吉田松陰と高杉晋作という日本史上屈指の革命児二人を主人公に描いた作品でございます。その中にこんな一文が書かれています。『幕末、長州藩で馬関戦争の講和を担った高杉晋作は、下関海峡にある彦島の租借を要求するイギリスのクーパー提督に対し、「アーネスト・サトーという語学的天才をもってしても通訳しかねる日本語」をもって大演説を展開、「古事記」、「日本書紀」の講釈を延々と続け、而して一島たりとも割譲できないと押し切りました。』高杉に流暢な英語力などありません。あったのは、彼の日本を守るという烈々たる「気概」でございました。
私、四代目伏見屋市平を初め鷹取醤油社員一同は、「烈士のごとく気概」を持ち社業に専念してまいります。
どうか、相変わりませずごひいきのほど、何卒よろしくお願い申しあげます。
平成二十五年 六月 杏の実豊かなる頃
さて、司馬遼太郎先生の「世に棲む日日」は、吉田松陰と高杉晋作という日本史上屈指の革命児二人を主人公に描いた作品でございます。その中にこんな一文が書かれています。『幕末、長州藩で馬関戦争の講和を担った高杉晋作は、下関海峡にある彦島の租借を要求するイギリスのクーパー提督に対し、「アーネスト・サトーという語学的天才をもってしても通訳しかねる日本語」をもって大演説を展開、「古事記」、「日本書紀」の講釈を延々と続け、而して一島たりとも割譲できないと押し切りました。』高杉に流暢な英語力などありません。あったのは、彼の日本を守るという烈々たる「気概」でございました。
私、四代目伏見屋市平を初め鷹取醤油社員一同は、「烈士のごとく気概」を持ち社業に専念してまいります。
どうか、相変わりませずごひいきのほど、何卒よろしくお願い申しあげます。
平成二十五年 六月 杏の実豊かなる頃